11/17
ブラジル 0−0(0−1)アルゼンチン(Doha, QAT, 翌 2:00-[日本時間])
▶得 点:91' リオネル=メッシ[FW/ARG]
▶展 開:後半メスタイム、メッシ[FW]が大ドリブル。ハーフ ライン付近から全速で独走し、相手4人を抜き去って左に回り込み、不安定な体勢から左脚でシュート、ゴール右下隅に決める大技を見せた。
 試合は、序盤から共に先制ゴール狙いで、攻守めまぐるしく入れ替わり、ブラジルは主に右サイドから繋ぎ・上がりの早いカウンターでアルゼンチン ゴールに迫った。共にゴール バーを叩くなど何度か決定機を逃す。後半は共に運動量が落ちて、決定的なシーンが半減。結局、試合はロスタイムにメッシ[FW]単独の個人技で決した。観衆 49,000 人。
アルゼンチン代表
 4−3(1−2)−3:
 アンへル=ディ=マリア[MF]、ゴンサロ=イグアイン[FW](→ 46' エセキエル=ラヴェッシ[FW])、リオネル=メッシ[FW]
 ハヴィエル=パストーレ[MF](→ 70' アンドレス=ダレッサンドロ[MF])、ハヴィエル=マスチェラーノ[MF](60' )、エヴェル=バネガ[MF]
 ガブリエル=エインセ[DF]、ニコラス=ブルディッソ[DF]、ニコラス=パレハ[DF]、ハヴィエル=サネッティ[DF]
 セルヒオ=ロメロ[GK]
ブラジル代表
 4−5(2−3)−1:
 ネイマール[FW](→ 76' アンドレ[FW])
 ロビーニョ[FW]、エリアス[MF]、ロナウジーニョ=ガウショ[MF](→ 72' ドウグラス[MF])
 ルーカス[MF]、ラミレス[MF](→ 85' ジュシレイ[MF])
 アンドレ=サントス[DF]、ダヴィド=ルイス[DF]、チアゴ=シウヴァ[DF]、ダニエウ=アウヴェス[DF]
 ヴィクトル[GK]
▶見どころ:ブラジル代表は南アフリカW杯後にマノ=メネゼス監督(48)に替わり、代表メンバーも大きく世代交代し、以後、U.S.A.戦(2−0)、イラン戦(3−2)、ウクライナ戦(2−0)の3戦3勝、得点7・失点2の成績。ブラジル代表はヴェネズエラ代表とのアウェーでの試合(2008/ 5/ 5)で2−0で負けて以降(ヴェネズエラが同国史上 初めてブラジルに勝った試合)、親善試合では黒星がない。南アフリカW杯では準優勝したオランダに準々決勝で2−1(0−1)とヴェスレイ=スナイデル[MF/NED]に逆転の2ゴールを食い、大会を去っている。
 代表にはロナウジーニョ=ガウショ[MF/A.C.Milan]が1年版ぶりに復帰。アレシャンドレ=パト[FW/A.C.Milan]、ラファエウ[DF/Manchester United]が負傷離脱(11/13)。
 他方、アルゼンチン代表はブラジル代表にはホセ=ペケルマン監督時代のドイツW杯(2006)の南米予選 第15節のホーム戦(2005/ 6/ 8)でエルナン=クレスポ[FW]の2ゴールなどのラッシュで3−1(3−0)で勝って気勢を上げた後は、コンフェデレーションズカップ ドイツ大会 決勝(2005/ 6/29)、親善試合(2006/ 9/ 3 London, ENG)、コパ アメリカ ヴェネズエラ大会 決勝(2007/ 7/15)、W杯南米予選(2008/ 6/18、2009/ 9/ 5)の計5試合の内、W杯南米予選のホーム戦で引き分けた他は、派手な結果で破れている。最近の10試合で見ると、1勝1分8敗と極めて分が悪い。そのためか、この試合もブラジル vs. アルゼンチンとなっている。但し、SUB-23 代表としてはセルヒオ=バティスタ監督の下に大会連覇を果たした北京五輪 準決勝(2008/ 8/19)ではセルヒオ=アグエロ[FW/Atletico de Madrid]の連続2ゴールなどで3−0(0−0)で一蹴。アテネ五輪(2004)ではブラジルは予選のプレ オリンピコ選手権チリ大会(2004)で敗退している。Revancha !!
 公式戦では、これまで95戦して、アルゼンチン代表は35勝23分37敗。
▶生中継:フジテレビNEXT(25:50 -)

イタリア代表に招集されたクリスチャン=レデスマ[MF/S.S.Lazio](28)はルーマニアとの親善試合に先発出場した。これにより、アルゼンチン代表への道はなくなった。

[国際親善試合]
■香 港 0−7(0−3)パラグアイ(香港, CHN)
 得 点:4'・32' ロケ=サンタクルス[FW/PAR]、30' エドカル=バレット[MF/PAR]、46'・54' ホセ=オルディゴサ[FW/PAR]、74' マルコス=リベロス[MF/PAR]、90' クリスチャン=リベロス[MF/PAR]
■チ リ 2−0(1−0)ウルグアイ(Santiago de Chile, CHI)
 得 点:
■コロンビア 1−1(0−1)ペルー(Bogota, COL)
 得 点:
■エクアドル 4−1(3−0)ヴェネズエラ(Quito, ECU)
 得 点:
11/16
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)に臨むセルヒオ=バティスタ監督(48)は、ハヴィエル=パストーレ[MF]をトップ下に置いた3トップの、ハヴィエル=マスチェラーノ[MF]とエヴェル=バネガ[MF]のドブレ シンコ(= ダブル ボランチ)のシステム、4−2−1−3(= ゴンサロ=イグアイン[FW]が1トップ気味の4−2−3−1)を試す模様。

■スーペル クラシコ。トルネオ アペルトゥーラ[前期選手権]第12節、ボカ ジュニオルス(暫定12位)0−1(0−0)リーヴェル プレート(暫定15位)。53分、ホナタン=マイダナ[DF](25)が右CKをヘッドで合わせて決めた。
 ボカは、マルティン=パレルモ[FW]、ファン=ロマン=リケルメ[MF]、パブロ=モウチェ[FW]、セバスチャン=バタグリア[MF]、クレメンテ=ロドリゲス[DF]、ファン=マヌエル=インソラルデ[DF]、リーヴェルは、アリエル=オルテガ[FW](→ 71' ディエゴ=ブオナノッテ[MF])、マリアーノ=パヴォーネ[FW]、マティアス=アルメイダ[MF]、ファン=パブロ=カリーソ[GK]らが出場した。
11/15
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)のためにカタール入りしているセルヒオ=バティスタ監督(48)は既に合流している代表選手らと現地のスポーツクラブのピッチで練習をスタートさせている。リオネル=メッシ[FW/F.C.Barcelona]、ハヴィエル=マスチェラーノ[MF/F.C.Barcelona]、ガブリエル=エインセ[DF/Olympique de Marseille]、マリオ=ボラッティ[MF/ACF Fiorentina]、パブロ=サバレタ[DF/Manchester City]が本日の午後までに合流しており、翌早朝、マルティン=デミチェリス[DF/Bayern Munchen]、ニコラス=オタメンディ[DF/Velez Sarsfield]が夕方までに代表に合流する予定。
 亜スポーツ紙「Ole」は、故障者が相次いでいるために不確かとしながらもの先発メンバーを予想している。以下の通り(4−2−1−3/中盤の構成は不詳):
 アンへル=ディ=マリア[MF]、ゴンサロ=イグアイン[FW]、リオネル=メッシ[FW]
 ハヴィエル=パストーレ[MF]、ハヴィエル=マスチェラーノ[MF]、エヴェル=バネガ[MF]
 ガブリエル=エインセ[DF]、マルティン=デミチェリス[DF]or ニコラス=パレハ[DF]、ニコラス=ブルディッソ[DF]、ハヴィエル=サネッティ[DF]
 セルヒオ=ロメロ[GK] ※ パレハ[DF]は右CBに入る。

■FIFA.com のインタビューにリオネル=メッシ[FW]が登場。
 メッシ[FW]は以前に「人々が、アルゼンチン代表を分裂させるため、自分を利用している気がする」とコメントをしたことについて問われると、「まるで全てを自分の責任にしたいみたいだ。自分を全ての混乱に巻き込もうとしていると感じるんだよ。それほど問題視することでなくてもね。そういうのは単純に煩わしいんだ。自分が言いたいのは、どんな状況でもアルゼンチンのために best のプレーを見せたい、ということだけなんだ。何の問題も抱えたくないよ」と答えている。
11/14
ハヴィエル=パストーレ[MF/U.S.C.Palermo](21)がハット トリック。セリエA第12節ホームでのカターニア戦に先発出場し、34分、47分、85分とクラブの全ゴールを叩き出した。U.S.C.パレルモも3−1(1−0)で快勝した。
 パストーレ[MF]は 11/10 に右膝を強打していたが、これによりブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)の出場には問題ないことが証明された。
 また、パストーレ[MF]は通算7ゴールで、ゴール ランキングで3位対にジャンプ アップした。ブラジル戦、アルゼンチン メディアの注目は勢いパストーレ[MF]に集まっており、パストーレ[MF]も初めてのクラシコに意気込んでいる。

ディエゴ=ミリート[FW/Internazionale Milano](31)が日本との親善試合(10/ 8 埼玉)で負傷した左大腿にまだ違和感を残している。本日のセリエA第12節ホームでのA.C.ミラン[ITA]とのミラノ ダービーに先発出場したが、前半を終了するとその大腿部を気にしながら下がっており、後半からはゴラン=パンデフ[FW]に代わっている。
 → 2週間程度の戦線離脱。ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)からの離脱が決まった。
 セリエA5連覇中のインテルナツィオナーレ ミラノ[ITA]は故障者続出で、この試合も0−1(0−1)で敗れて、首位ミランとは6 pt. 差の5位に転落したが、アルゼンチン勢ではエステバン=カンビアッソ[MF](11/17 のブラジルとの親善試合には招集されず)が復帰してベンチ入りした。
 アルゼンチン代表は、日本戦に続いて、ブラジル戦に招集された選手の故障が相次いでいる。ワルテル=サムエル[DF/Internazionale Milano]、ガブリエル=ミリート[DF/F.C.Barcelona]のメンバー離脱に加えて、カルロス=テヴェス[FW/Manchester City]が以前から傷めていた左大腿をプレミア リーグ第13節バーミンガム戦(11/13)で、セルヒオ=アグエロ[FW/Atletico de Madrid]が右脚の大腿二頭筋をリーガ エスパニョーラ第11節オサスナ戦(11/14)で負傷して出場が困難な状況となっており、マルティン=デミチェリス[DF/Bayern Munchen]も大腿部の故障で欠場の疑いがあると報じられている。そして、ディエゴ=ミリート[FW]が離脱。計5名が脱落し、ニコラス=オタメンディ[DF/Velez Sarsfield]が加わって、デミチェリス[DF]を含めて、現在 稼働メンバーは21名。FWは3選手しかいない。

■アルゼンチンとイタリアの国籍を持つクリスチャン=レデスマ[MF/S.S.Lazio](28)がイタリア代表のチェーザレ=プランデッリ監督より 11/17 ルーマニアとの親善試合に招集された。本人もこの招集を喜んでいる。
 レデスマ[MF]は、サン ロレンソ時代、めぼしい選手を次々にテストしていたアルゼンチン代表のディエゴ=マラドーナ監督よりフランス代表との親善試合(2009/ 2/11 Marseille, FRA)に招集を受けたが、コパ リベルタドーレス 2009 の試合と重なることからサン ロレンソがAFA[アルゼンチン F.B.協会]に招集の取り止めを申し入れ、アルゼンチン代表入りの機会を逃した経緯がある。アルゼンチン代表とはそれっきりとなり、他方、イタリア代表入りがずっと囁かれていた。
11/13
リオネル=メッシ[FW/F.C.Barcelona](23)がまたも1試合2ゴールを決めた。リーガ エスパニョーラ第11節カンプ ノウでのヴィジャレアルC.F.戦で、58分、相手エリアに浸入してのループ シュートでチーム2点目の勝ち越しゴールを決めると、83分にもダメ押しゴール。F.C.バルセロナも3−1(1−0)快勝して、この節も白星を上げた首位レアル マドリードとの1 pt. 差を維持した。
 メッシ[FW]は ゴール ランキングで目下 絶好調の首位クリスティアーノ=ロナウド[FW/Real Madrid]の12得点(PK×3)に次ぐ10得点(PK×0)に迫っている。

■ブラジル代表が、アルゼンチン代表との親善試合(11/17 Doha, QAT)で、アレシャンドレ=パト[FW/A.C.Milan]、ラファエウ[DF/Manchester United]の負傷離脱を発表した。
11/12
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)に臨むセルヒオ=バティスタ監督、カルロス=ビラルドTDほかアルゼンチン代表のコーチ・スタッフ陣がエセイサ国際空港を立ち、カタール航空機でカタールの首都ドーハへ向かった。代表選手ら(現在24名)とは現地で合流する。
11/11
第43回コパ アメリカ アルゼンチン 2011(2011/ 7/ 3〜7/24)のグループ リーグの組み合わせ抽選会が 17:00 よりアルゼンチンのラ プラタ市の el Teatro Argentino で行われた。
 2,000 名のゲストが招待され、CONMEBOL[南米F.B.連盟]のニコラス=レオス会長、AFA[アルゼンチン F.B.協会]のフリオ=グロンドーナ会長らがオープニングを行い、セルヒオ=バティスタ監督、カルロス=ビラルドTDらが出席した。
 ポット1は、アルゼンチン(開催国)、ブラジル(前回優勝国)、ウルグアイで、アルゼンチンのグループAには先日 惜敗した相手 日本(メキシコと共に招待国)が入った。
グループ リーグ
 グループA:アルゼンチン、コロンビア、ボリヴィア、日本(招待国)
 グループB:ブラジル、パラグアイ、エクアドル、ヴェネズエラ
 グループC:ウルグアイ、チリ、メキシコ(招待国)、ペルー
 グループ リーグでは、各グループの上位2チーム、及び各グループ3位中の成績上位2チームの、計8チームがサドンデスの決勝トーナメント進出する。
 アルゼンチンの初戦は 7/ 3 ラ プラタ市の la Estadio Ciudad de La Plata で行われる開幕戦で、相手はボリヴィア。日本とは最後の3試合目に対戦。
 2大会連続で決勝でブラジルに破れているアルゼンチンはアルフィオ=バシーレ監督時代が連覇した 1991 年・1993 年大会以来の優勝、即ち、17年ぶりの国際大会での優勝を目指す。

■アルゼンチン代表のセルヒオ=バティスタ監督が故障によりブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)のメンバーを外れたワルテル=サムエル[DF/Internazionale Milano]とガブリエル=ミリート[DF/F.C.Barcelona]に代わって、ニコラス=オタメンディ[DF/Velez Sarsfield]を追加招集した。計24名。
 オタメンディ[DF]は南アフリカW杯以来の代表復帰で、バティスタ監督下では初の代表入り。バティスタ監督はオタメンディ[DF]はサムエル[DF]の代わりになると亜ラジオ局「Radio Belgrano」で語っており、W杯でディエゴ=マラドーナ前監督がやったような右SBに使う考えはない。

ガブリエル=ミリート[DF/F.C.Barcelona](30)が右大腿の肉離れによりブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)への欠場が決まった。コパ デル レイ[スペイン国王杯]4回戦A.D.セウタとの2nd. レグで前半に負傷したもので、F.C.バルセロナ[ESP]は4〜6週間 戦列を離れることを発表した。
11/10
■セリエA第12節アウェーでのA.C.ミランで、試合開始早々にハヴィエル=パストーレ[MF/U.S.C.Palermo](21)が右膝を強打した。
 → 11/11、精密検査の結果、大事ではないことが分かったが、ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)への出場は微妙となった。

11/ 7
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)に招集されているワルテル=サムエル[DF/Internazionale Milano](32)が離脱。昨日 行われたセリエA第10節ホームでのブレシア戦で、後半開始早々ブレシアのアンドレア=カラッチョロ[FW]と右膝を接触して悶絶し、ベンチに退いたが、本日、インテルナツィオナーレ ミラノ[ITA]は右膝の前と外側の十字靱帯の深刻な損傷であることが分かったと発表した。サムエルは近日中に手術を受ける予定だが、今季絶望と見られ、守備の柱と期待されている(2011/ 7/ 3〜7/24)への出場も不透明となった。
 サムエルは 2007 年末にはセリエAのA.C.ミラン戦で左膝前十字靭帯を損傷して11ヵ月ピッチを離れ、南アフリカW杯 南米予選など代表からも遠ざかっている。
 → 追加招集の発表はない。

■元代表FWのガブリエル=バティストゥータ(41)が正監督したセルヒオ=バティスタのテクニカル スタッフとして代表スタッフ陣に加わることが決まった。バティストゥータの代表入りはAFA[アルゼンチン F.B.協会]の首脳部がかなり以前から念頭に置いていたもの。バティストゥータはブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)にも同行する。また、バティストゥータはAFAがスペインのマドリードかイタリアのローマに整備するとされる代表チームのための練習施設の責任者になる、との観測もある。
 バティストゥータは 2005/ 3 に現役を退くと、オーストラリアのパースに移住し、現地のパース グローリーF.C.のアドバイザーなどを務めたが、F.B.の表舞台からは遠ざかっていた。

■F.C.バルセロナ[ESP]・レアル マドリード[ESP]・インテルナツィオナーレ ミラノ[ITA]などヨーロッパのビッグ クラブが大きな関心を寄せていると報じられているハヴィエル=パストーレ[MF/U.S.C.Palermo](21)が伊メディア「Media S.p.A』に対して当面はパレルモに残るつもりだと語った:
 「バルセロナは好きか? どんなビッグ クラブでも行ってみたいよ。僕が望んでいるのは成長することだからね。ただ、今はパレルモのことだけを考えている。代理人とは契約延長に向けて動いているよ。僕はまだここに残りたいんだ」
 パストーレ[MF]は移籍するならばレアル マドリード[ESP]よりもF.C.バルセロナ[ESP]でプレーしたいと以前バルセロナ系スポーツ紙「Mundo Deportivo」のインタビューで語っている。バルサのプレー スタイルが一番 好きであり、リオネル=メッシ[FW]とプレーするのが僕の夢だとしている。
11/ 6
ファン=ロマン=リケルメ[MF/Boca Juniors]が約半年ぶりで戦線に復帰した。5/18 に左膝の手術をして調整を進めていたもので、トルネオ アペルトゥーラ[前期選手権]第13節ラ ボンボネーラでのアルヘンティノス ジュニオルズ戦に先発出場した。
 ただ、ボカ ジュニオルスは今季も成績不振に陥っており、この試合も0−2(0−2)で破れ、17 pt. で13位に低迷(首位は30 pt. でエストゥディアンテス デ L.P.)。アルゼンチン メディアも、リケルメの復帰を大きく扱いながら、試合ではボカの状況を変えるには至らなかった、との見方をしている。
11/ 5
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)に臨むセルヒオ=バティスタ監督ら代表一行は 11/12 夜、カタール航空機でエセイサ国際空港を出立する予定。現地の宿泊先は Grand Hyatt Doha。練習は現地に集合して行うと見られる。カルロス=ビラルドTD(71)はAFA[アルゼンチン F.B.協会]と来年のコパ アメリカ終了まで契約を残しており、この試合にも同行する。

■ボカ ジュニオルスを率いるクラウディオ=ボルギ監督(64)が、マルセロ=ビエルサ退任後のチリ代表監督へ就任するのではなかと観測的に報じられたが、これを否定した。ボカを解任されるまでこの監督でいたいとし、オファーがあっても受け入れない姿勢を見せた。
 ボルギ監督はチリのコロコロを率いて4タイトルを獲得して、一時代を築いている。
11/ 4
■チリ代表を12年ぶりにW杯に導いてグループ リーグ突破を決め、国民的支持を得て契約を更新したばかりのマルセロ=ビエルサ(55)が同代表監督を辞任することに決めた。彼を招聘し、後見役となって来たハロルド=メインニコルズがFFC[チリF.B.連盟]の会長選で破れ、ホルヘ=セゴビアに替わるためで、ビエルサはこれまで「セゴビアとは考え方が合わないので共に働くことは出来ない」と語っている。ビエルサは 11/17 のウルグアイ代表との親善試合を最後に同国の代表監督を退くものと思われる。
11/ 3
■ブラジルとの親善試合(11/17 Doha, QAT)に招集されているニコラス=ブルディッソ[DF/AS Roma](29)が UEFA チャンピオンズリーグ第4節F.C.バーゼル[SUI]戦で足首を傷め、途中交替した。
 → 11/ 4、ASローマ[ITA]より骨には損傷がないことが発表された。
11/ 2
■セルヒオ=バティスタ(48)の正監督への就任が発表された。AFA[アルゼンチン F.B.協会]においてフリオ=グロンドーナ会長(78)立ち会いで発表の会見を行った。会見でバティスタ監督は、2014 年のW杯のブラジルとの対戦、即ち、決勝まで監督を続けたい、と語っている。
 → 11/ 3、契約を終えて正式に就任が決定した。
 また、バティスタ監督はブラジル代表との親善試合(11/17 Doha, QAT)に招集する代表メンバー25名を発表した。
 前回の日本戦(10/ 8)とほぼ同じ招集メンバーで、エステバン=カンビアッソ[MF/Internazionale Milano]・フェルナンド=ガゴ[MF/Real Madrid]は故障により選外となった。ハヴィエル=サネッティ[DF]は歴代代表キャップ更新中で、現在 137。ルーカス=ビリア[MF]は初招集で、北京五輪(2008)で活躍したニコラス=パレハ[DF]はまた出場機会を得ていない。
アルゼンチン代表
【FW】
 ゴンサロ=イグアイン[Real Madrid]、ディエゴ=ミリート[Internazionale Milano]、リオネル=メッシ[F.C.Barcelona]、カルロス=テヴェス[Manchester City]、セルヒオ=アグエロ[Atletico de Madrid]、エセキエル=ラヴェッシ[S.S.C.Napoli]
【MF】
 アンドレス=ダレッサンドロ[Internacional - BRA]、ハヴィエル=パストーレ[U.S.C.Palermo]、アンへル=ディ=マリア[Real Madrid]、ホセ=ソサ[S.S.C.Napoli]、エヴェル=バネガ[Valencia C.F.]、ニコラス=ガイタン[S.L.e Benfica]、エステバン=カンビアッソ[Internazionale Milano]、ハヴィエル=マスチェラーノ[F.C.Barcelona]、マリオ=ボラッティ[ACF Fiorentina]
【DF】
 ガブリエル=エインセ[Olympique de Marseille]、ワルテル=サムエル[Internazionale Milano]、ガブリエル=ミリート[F.C.Barcelona]、マルティン=デミチェリス[Bayern Munchen]、ニコラス=ブルディッソ[AS Roma]、ハヴィエル=サネッティ[Internazionale Milano]、パブロ=サバレタ[Manchester City]、ニコラス=パレハ[F.C.Spartak Moscow]、ニコラス=オタメンディ[Velez Sarsfield/追加招集]
【GK】
 セルヒオ=ロメロ[Alkmaar Zaanstreek]、マリアーノ=アンドゥハル[Calcio Catania]

■亜スポーツ紙「Ole」が「Batista fijo」(バティスタで固まった)との見出しで一足 早くセルヒオ=バティスタの代表監督への就任を報じている(観測記事)。亜紙「Clarin」などは、AFA[アルゼンチン F.B.協会]は本日ディエゴ=マラドーナの後継となる代表監督の正式発表を行うと報じている。
 また、バティスタ暫定監督は本日ブラジル代表との親善試合(11/17 Doha, QAT)に招集する代表メンバー25名を発表する。「Ole」は、ブラジル戦でのシステムを4−2−3−1と予想し、ゴンサロ=イグアイン[FW/Real Madrid]がトップの、アンへル=ディ=マリア[MF/Real Madrid]、ハヴィエル=パストーレ[MF/U.S.C.Palermo]、リオネル=メッシ[FW/F.C.Barcelona]の共演になるとしている。ルーカス=ビリア[MF/R.S.C.Anderlecht]の招集が観測されている。故障中のカルロス=テヴェス[FW/Manchester City]とエステバン=カンビアッソ[MF/Internazionale Milano]の招集についてはまだ見えない。
11/ 1
■明日 11:00(日本時間 23:00)よりエセイサでのAFA[アルゼンチン F.B.協会]の6名の理事とカルロス=ビラルドTDによる委員会で再開される代表監督の最終選考は当日で一連の話し合いを終了し、発表される見通し(発表日時は不詳)。ただ、この会議は形式的な確認作業で、現在スイスのチューリッヒに滞在しているAFAのフリオ=グロンドーナ会長の意思は以前から決まっているとされる。アルゼンチン メディアは何れもセルヒオ=バティスタ暫定監督(48)の昇格を観測しており、カルロス=ビラルドTDが推しているとされるエストゥディアンテス デ L.P.のアレハンドロ=サベージャ監督やラシン クラブのミゲル=アンヘル=ルッソ監督など、その他の具体的な名前は全くと言ってよいほど目に出来ない。
 また、グロンドーナ会長の息子で委員会のメンバーの一人ウンベルト=グロンドーナは、ビラルドTDが理事会に候補者の推薦を行った時点で人物は1人に絞られており、それは皆が知っている人物であり、委員会ではその起用についての可否を話し合う、とバティスタの昇格を示唆するような話を昨日 亜ラジオ局「ESPN」で話している。
 同様に、委員会の一人であるAFAの第一秘書(アルヘンティノス ジュニオルズ会長?)のルイス=セグーラも、バティスタの3試合をもってディエゴ=マラドーナ前監督を引き継ぐべきかを決めることが重要だ、という内容の話を昨日 語っている。
 さて、これまでW杯メンバーに誰が入るかといった事前の観測記事では、アルゼンチンの主要メディアではクラブ側のウラを取るなどして確定的な書き方をしており、何度も観測の正しさが証明されて来たが、今回は何れのメディアもほぼバティスタで決まりとしながら、記事の最後にエクスキューズを書いている。はたして今回はメディアの読みの通りとなるか・・・。
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