なんとロナウド［FW］への接触に３度のＰＫが与えられる・・・初の黒星で首位を明け渡す

第１５節 ブラジル戦［Home・国際Ａ］

El Monumental es un carnaval !!!　試合終了 　【日　時】2005/ 6/ 8　21:45（日本時間 翌 9:45）〜　　【会　場】ブエノス アイレスのエル モヌメンタル 予選 １位 FIFA ３位 アルゼンチン ３−０ ブラジル 予選 ２位 FIFA １位 ０−１ 4',39' H=CRESPO, 18' J=R=RIQUELME ■J=P=SORIN, 56' G=HEINZE ■− 70' R=CARLOS ■5' CAFU, ROBINHO, RONALDINHO ■− クレスポ　　　 　サヴィオラ → 81' テヴェス リケルメ 'キリ'=ゴンサレス　　　 　　L=ゴンサレス → 70' サネッティ ソリン（C） 　 　マスチェラーノ エインセ　　　　 アジャラ 　　　コロッチーニ 監督：ホセ＝ペケルマン アボンダンシェリ 　 　　　※ 　 ロビーニョ → 61' レナト　 　　アドリアーノ ロナウジーニョ ゼ＝ロベルト カ　カ ロベルト＝カルロス エメルソン 　　　カフー ロッキ＝ジュニオール　 　　　　 ファン 監督：カルロス＝パレイラ ジ　ダ 　 　　　※レナトはゼ＝ロベルトの位置に入る。 試合展開 　攻守の展開が早い。前半はアルゼンチンのカーニバル。試合開始４分'ルチョ' ゴンサレスのパスからＨ＝クレスポ［FW］がゴール右下に先制（ブラジル戦 初ゴール）して皆が歓喜に重なり合うと、続いて１８分Ｊ＝Ｐ＝リケルメ［MF］がロッキ＝ジュニオール［DF］を振り払ってゴール正面から左足の強烈なミドル シュートを突き刺し、４０分にはＪ＝サヴィオラ［FW］の低いクロスにクレスポが飛び込んでヘッドで合わせ、前半で３−０という歴史的なシチュエーション。前半終了間際にはエキサイトするブラジルだが、ディフェンスがとろく、注目のロナウジーニョがほとんど消えている。ロスタイム２分。 　セレソンは後半になってやっと流れを作って波状攻撃の場面も。そして、７０分Ｒ＝カルロス［DF］がＰＫエリアのかなり手前から超強烈なＦＫ弾をゴール左隅に決める。８４分、アドリアーノ［FW］のアルゼンチン ゴール間際でアジャラ・コロッチーニ［DF］を振り切ってシュートを放つが左ポストにバウンド。終盤、ややペースが落ちて、流れは一進一退。ロスタイムは３分。ＰＫエリア手前からのロナウジーニョのＰＫはネット上に。ホイッスル。 　Ｗ杯一番乗り！（第５位コロンビアに逆転される可能性が消えて４位以内が確定）　９大会連続・１４回目の出場。ロナウドのＰＫ３つで１−３で破れた第６節の revancha を逆のスコアできっちりと果たして、アルゼンチンの選手らはピッチで輪になって勝利の歓喜！　Ｐ＝アイマールがＪ＝Ｒ＝リケルメと抱擁。アルゼンチン、アテネ五輪の決勝の時と同様に最強のプレー！ 　ウルグアイ人の主審グスタヴォ＝メンデスはアルゼンチン・ブラジル双方のファウルを再三 流す。観客は 53,000 人。 　南米予選ゴール ランキング：Ｈ＝クレスポ［FW］が７点で２位に上昇（ＰＫを除けばロナウド［FW／BRA］を抜いて単独首位）。 　累積■・・・サヴィオラ［FW］、ソリン［MF］、マキシミリアーノ＝ロドリゲス［MF］、アジャラ［DF］、 　　　　　　　エインセ［DF］、サネッティ［DF］、コロッチーニ［DF］、フランコ［GK］ 　ブラジルはエル モヌメンタルでは 1995/11/ 8 の親善試合以来 勝っていない。 コメント ■Ｈ＝クレスポ［FW］・・・「I am happy as player and as it swells.・・・」 ■Ｊ＝Ｒ＝リケルメ［MF］・・・「我々は以前ウルグアイに対してそうだったように偉大な前半を持った。それは価値ある勝利を信じていたからだ。幸い我々は我々が求めたＷ杯出場を手に入れた。」 ■Ｊ＝Ｐ＝ソリン［MF］・・・「権威をもって勝つことが必要だったし、我々はそれをやったんだ。我々は明らかに上出来だったし、ブラジルより better であることを実証した。エクアドルにはちょっと苦い経験をしたが、今日の勝利は全てを乗り越えた。」 ■Ｊ＝マスチェラーノ［MF］・・・「勝利のカギは、我々が偉大なプレーをしたことを除けば、フィールドの前方にいるブラジルの危険な選手たちをコントロールすることを知っていたことだった。」 ■Ｊ＝サネッティ［DF］・・・「アルゼンチンは世界チャンピオンに対して満足に戦えることが証明された。今回のＷ杯予選で最も重要なステップだった。・・・この勝利は３ポイント以上の意味がある。」 ■Ｄ＝マラドーナ・・・・「このアルゼンチンの勝利は神にリクエストしていたものだ。」 ■カルロス＝パレイラ監督［BRA］・・・「正当な結果だ。何故なら第１戦と逆の結果になったからね。試合開始４分にあっという間に試合に釘を刺されて、試合は前半で決まってしまった。・・・だからと言ってブラジルは戦術（前４人の攻撃のカルテット）を変える必要はない。このままでいい。」 ■ロベルト＝カルロス［DF／BRA］・・・「長い間アルゼンチンは今度の機会のようなプレーを見せなかった。試合を決めたという点で前半はベストだったし、価値があった。これまで経験して来た中でこんなレベルのアルゼンチンに向き合ったのは初めてだ。もし彼等がＷ杯このようなプレーをするなら、間違いなく最後まで行くだろう。」 ■ロナウド［FW／BRA]（欠場）・・・「アルゼンチンは完璧な戦術を使った。彼等はこの１週間（敗者という）犠牲者の振りをして、試合の間もブラジルに対してまだ続けていた。」 ■リカルド＝オリベイラ［FW／BRA]（欠場）・・・「王者のカップ戦の決勝以上の試合だった。」

head

ニュース（2005/ 6/ 6 掲載、2005/ 6/ 7 更新）

アルゼンチン代表 ■'９０Ｗ杯イタリア大会での飲料水薬物混入疑惑からブラジル側が飲料水を持参したことについてペケルマン監督は 6/ 6「サッカーの世界ではしばしばどうしようもない疑いが起こることがあるが、誇張だろう。」と一蹴。 ■ホセ＝ペケルマン監督およびエクアドル戦のメンバーは 6/ 5 の朝エセイサのＡＦＡの練習施設に戻った。 　この試合では先の先発メンバーの内９名が変わる見通しで、２トップには好調Ｈ＝クレスポとＪ＝サヴィオラまたはＣ＝デルガドが、ボランチには出場停止となったＥ＝カンビアッソに代わってＪ＝マスチェラーノが入ることが確実視。マスチェラーノは 6/ 2 コパ リベルタドーレスのバンフィールド戦で負傷したが、「すでに良くなっており重要な問題は何もない。」とコメント。'キリ' ゴンサレスはエクアドル戦で右膝を負傷。 　フォーメーションは先発の顔ぶれによって決まる。 　今回アルゼンチン メディアはクレスポに注目。 ■ドイツ一番乗りか、首位陥落か、会場のエル モヌメンタルには 6/ 6 現在すでに徹夜組を含めた長蛇の列が出来ており、アルゼンチンでは予選最大の盛り上がりになっている。 ■「LA NACION」によれば、セレソンとの過去の対戦成績は３３勝２２分３３敗（ブラジル メディアによれば３２勝２２分３３敗）。

セレソン ■6/ 6 ブエノス アイレス入りした。同日ボカ ジュニオルスのボンボネーラで初練習。ロナウドなしの前節パラグアイ戦の大勝でロナウジーニョ＝ガウショ［FW］とロビーニョ［FW］の新Ｒ・Ｒコンビに注目が集まっている。 　パレイラ監督は同日の会見で「どちらもＷ杯出場はほぼ決まったし、豪華な親善試合みたいだね。」とコメント。Ｈ＝クレスポ［FW］ほかアルゼンチン側もこぞってセレソンに対して“誉め殺し”とも採れる発言をしており、互いに相手のやる気を削ぐ戦いが始まっている。 ■この試合では前節 退場処分となったルシオ［MF］が欠場し、累積警告で欠場していたキャプテンのカフー［DF］が復帰。 ■5/30 ロナウド［FW／Real Madrid］が第１４・１５節およびコンフェデレーションズ カップ 2005 の代表メンバーから外れた。カルロス＝パレイラ監督は「個人的な問題があり、代表に専念できないと伝えてきたので。」と話したが、ロナウドは先週「休暇が欲しい。」とコンフェデレーションズ カップの欠場を申し出たが、Ｗ杯予選は出場するつもりでいた。 ■4/27 サン パウロでのグアテマラとの親善試合（ＴＶグロボの開局４０周年記念試合）は３−０で勝利。ロマーリオ［FW］が１７分にゴールを決めて引退試合を飾る。

head

第１４・１５節の代表メンバーを発表（2005/ 6/ 2 掲載、6/ 9 更新） ■ホセ＝ペケルマン監督は 5/28 国内組の代表メンバー４名を発表した。常連の 'ルチョ' ルイス＝ゴンサレス［MF］、ハヴィエル＝マスチェラーノ［MF］、ロベルト＝アボンダンシェリ［GK］・ヘルマン＝ルクス［以上 GK］で、計３０名。 ■ホセ＝ペケルマン監督は 5/20、第１４節エクアドル戦（6/ 4 エクアドル キト）および第１５節ブラジル戦（6/ 8 アルゼンチン ブエノス アイレス）に召集する海外組の代表メンバー２６名を発表した。カルロス＝テヴェス［FW］とアンドレス＝ダレッサンドロ［MF］が間３節を置いて復帰し、'キリ' ゴンサレス［MF］がマルセロ＝ビエルサ前監督の最後の試合となった第８節以来 代表チームに戻ってきた。ファン＝セバスチャン＝ヴェロン［MF］の召集はやはりなかったが、シーズンが終わって実質的な戦力が揃った。 　 　以下、太字は 2002 Ｗ杯メンバー。初召集はなし。 ＴＤ − 　 Jose PEKERMAN［AFA］ La Nacion 採　点 Ｏｌｅ 採　点 Posi. No. Name Birth Height Weight Club ＦＷ 　Hernan CRESPO　 　1975/ 7/ 5　 　184　 　78　 　Milan　 ９ 　 　 　Luciano FIGUEROA 　1981/ 5/19 183 74 　Villarreal − 　 　 　Cesar DELGADO　 　1983/ 8/18　 　175　 　75　 　Cruz Azul［MEX］　 − 　 　 　Javier SAVIOLA 　1981/12/11 168 60 　A.S.Monaco ８ 　 　 　Carlos TEVEZ 　1984/ 2/ 5 169 73 　Corinthians［BRA］ 採点なし 　 　 　Luciano GALLETTI 　1980/ 4/ 9 177 70 　Real Zaragoza − 　 ＭＦ 　 　Juan Roman RIQUELME 　1978/ 6/24 182 75 　Villarreal ９ 　 　 　Andrez D'ALESSANDRO 　1981/ 4/15 163 54 　Wolfsburg − 　 　 　Maximiliano RODRIGUEZ 　1981/ 1/ 2 173 83 　Espanyol − 　 　 　Pablo AIMAR 　1979/11/ 3　 　170　 　62　 　Valencia　 − 　 　 　'Lucho' Luiz GONZALEZ 　1981/ 1/19 185 75 　River Plate ９ 　 　 　Juan Pablo SORIN 　1976/ 5/ 5 171 68 　Villarreal ９ 　 　 　Cristian 'Kily' GONZALEZ 　1974/ 8/ 4 175 71 　Inter ７ 　 　 　Lionel SCALONI 　1978/ 5/16 182 80 　Deportivo la Coruna − 　 　 　Lucas BERNARDI 　1977/ 9/27 171 67.5 　A.S.Monaco − 　 　 　Esteban CAMBIASSO 　1980/ 8/18 177 78 　Inter − 　 　 　Javier MASCHERANO 　1984/ 6/ 8 178 77 　River Plate ９ 　 　 　Aldo DUSCHER 　1979/ 3/22 174 72 　Deportivo la Coruna − 　 ＤＦ 　 　Roberto AYALA　 　1973/ 4/12　 　177　 　75　 　Valencia　 ５ 　 　 　Gabriel MILITO 　1978/ 9/ 7 176 70 　Real Zaragoza − 　 　Gabriel HEINZE 　1978/ 3/19 178 72 　Manchester United ６ 　 　 　Diego PLACENTE 　1977/ 4/24 176 72 　Bayer Leverkusen − 　 　 　Walter SAMUEL 　1978/ 3/22 184 81 　Real Madrid − 　 　 　Gonzalo RODRIGUEZ 　1984/ 4/10 178 70 　Villarreal − 　 　 　Javier ZANETTI 　1973/ 8/10 178 73 　Inter − 　 　Fabricio COLOCCINI 　1976/ 8/31 183 78 　Deportivo la Coruna − 　 　 　Leandro CUFRE 　1978/ 5/ 9 176 76 　Roma ６ 　 ＧＫ 　 　Roberto ABBONDANZIERI 　1972/ 8/19 185 88 　Boca Juniors ６ 　 　Leonardo FRANCO 　1977/ 5/20 188 79 　Atletico de Madrid − 　 　German LUX 　1982/ 7/ 6 183 77 　River Plate −

Copyright© Vamos Argentina 2002 -.