ペケルマン アルゼンチン始動! レギュラーの相次ぐ出場停止・故障続出の中の船出!



  world cup 南米予選
第9節 ウルグアイ戦[Home・国際A]

“ペケルマン ボーイズ”、fast impulse!
 【日 時】2004/10/ 9 15:00(日本時間 翌 3:00)〜  【会 場】ブエノス アイレスのエル モヌメンタル
予選
2位
FIFA
3位
アルゼンチン
3−0
ウルグアイ
予選
7位
FIFA
17位
1−2
5' L=GONZALEZ[MF],
 31', 53' L=FIGUEROA[FW], 44' J=ZANETTI[MF]
36' G=HEINZE[DF]
62' C=RODRIGUEZ[MF], 85' J=CHEVANTON(PK)
42' J=CHEVANTON[FW], 46' D=RODRIGUEZ[DF]


フィゲロア → 80' インスーア 
 サヴィオラ
 
リケルメ
ソリン(C)
L=ゴンサレス → 67' M=ロドリゲス
エインセ   
カンビアッソ    サネッティ
サムエル  
    コロッチーニ

監督:ホセ=ペケルマン

アボンダンシェリ
 
   ※ 1−4−3−1−2に近い1−3−4−1−2
 
  
D=シルヴァ → 55' D=フォルラン 
  J=チェバントン
C=ロドリゲス    
     J=デルガド
J=デルガド  
 D=ペレス → 55' P=ガルシア
C=ディエゴ        
    J=ビゼラ → 56' A=ラゴ
A=ラムボ    
  D=ロドリゲス(C)

監督:ホルヘ=フォッサーティ

V=ヴィエラ
 
 
試合展開
 ホセ=ペケルマン新監督、初采配は大量得点で快勝。L=フィゲロア[FW]・'ルチョ' ルイス=ゴンサレス[MF]ら試合前に入れ替えた選手らのフィニッシュとなった。
 試合開始早々、久々にキャプテンを務めたJ=P=ソリン[MF]のゴール前への素早いラスト パスから走り込んだ 'ルチョ' がゴールを決めると、守備が怪しくなって久しいウルグアイに対して前半で3得点、後半4点のアドバンテージ。P=アイマール[MF]・A=ダレッサンドロ[MF]の欠場で試合前メディアに「間に合わせ」と書かれながら初めてフルでピッチに立ったJ=R=リケルメ[MF]はよく機能して3点目・4点目をお膳立てした。J=サヴィオラ[FW]は予選初ゴールは見送りとなかったが、2点目のラスト パスなどアシストで好プレー。こちらも初めてフル出場したE=カンビアッソ[MF]も好タクトを振るった。反面、CBのW=サムエルは所属レアル マドリード[ESP]の今季の不調を引きずり、2失点は酷いホームタウン ディシジョンだった第6節ブラジル戦を除けば、第1節チリ戦以来。
 新監督に代わったウルグアイは以来1勝3敗(得点4・失点12)の低空飛行のままで、予選通過に黄色信号が点滅。
 また、ジャージ姿で終始タッチ ライン際で激を飛ばしていたM=ビエルサ前監督と違って、ペケルマン新監督はスーツ・ネクタイ姿でベンチ内で指揮。
 代表チームはアテネ五輪 優勝・前節ペルー戦の勝利に続いてファンへの求心力をまたも拡げた。
採 点
「LA NACION」:
【アルゼンチン】
L=フィゲロア(8)→ F=インスーア(-) J=サヴィオラ(8)
J=R=リケルメ(8) J=P=ソリン(8) L=ゴンサレス(7)→“マキシ”=ロドリゲス(-) E=カンビアッソ(7)
G=エインセ(5) W=サムエル(6) F=コロッチーニ(6) J=サネッティ(7)
R=アボンダンシェリ(6)
【ウルグアイ】
J=チャバントン(6/チーム最高)
ほか、5・4
試合後のコメント
■J=ペケルマン監督:
 「素晴らしい仕事だった。 ・・・ 代表チームは計画のアイディアを持った。このレベルでそれが続くことを望んでいる。そのためにこの勝利は重要だ。前半はウルグアイを十分にコントロールした。後半はもっといけると思ったが。」
■R=アボンダンシェリ[GK]:
 「我々は皆の大きなサポートを持っていくだろうことを知った。それは我々に勝利のために、2006 W杯を更に見据えてステップを踏むために大きな大きな情熱を与えることを知った。」
■J=サネッティ[MF]のインタビュー抜粋(10/10 両親が住む Don Bosco の前で)
 「我々は皆のハートの中に戻ってきた。・・・
 ホセ(ペケルマン監督)はとても静かなタイプだ。言葉がより明確で、シンプルなコンセプトを持ったシンプルなタイプだ。チームは志気を落とすことなく数m下がったところから攻撃をスタートするできた。そのため、ボールのリカバリーでは互いに連携してプレーすることが要求され、より大きい可能性のある選手らと攻撃を準備することをもう少し遅らせることが要求されたね。
 試合の後、ビエルサ(前監督)、ルイス=ボニーニ(フィジカル トレーナー)、クラウディオ=ヴィヴァス(アシスタント コーチ)・ルチョ=トレンテ、6年間を共にしたその他の皆と時間を持ったよ。 」
見どころ
■アルゼンチンはレギュラー4選手の累積に加えて、P=アイマール[MF]・R=アジャラ[DF]が故障というかつてないレギュラー不足に。
 累積:J=SAVIOLA[FW], Kily GONZALEZ[MF], J=ZANETTI[MF], L=GONZALEZ[MF], R=AYARA[DF],
     W=SAMUEL[DF], D=PLACENTE[DF], F=COLOCCINI[DF], F=QUIROGA[DF]
 累積:C=TEVEZ[FW], A=D'ALESSANDRO[MF], Kily GONZALEZ[MF], J=MASCHERANO[MF]
 P=アイマール[MF]が3週間の戦線離脱で第9・10節を欠場。リーガ エスパニョーラ第3節レアル ソシエダ戦(9/18)で左大腿部の裏側を負傷(恥骨結合炎が再発?)。
 R=アジャラ[DF]が6〜8週間の戦線離脱。
アテネ五輪 決勝(8/28)の最中に右膝の靱帯を負傷し、手術。
 S=ソラーリ[MF]は代表メンバーから遠ざかっているが、3週間の戦線離脱。リーガ エスパニョーラ第4節オサスナ戦(9/21)で膝を負傷。
■ウルグアイは第4節アウェーでブラジルに3−3と引き分けたが、続く第5節から3連敗と絶不調に落ち入る。第1節からの順位は1→4→3→4→6→8→9→7と低空飛行に。
 しかし、コパ アメリカ 2004 ペルー大会では、グループ リーグ第3節(2004/ 7/13)でアルゼンチンに4−2で負けた後、グループB3位で決勝トーナメントに進み、アテネ五輪組のパラグアイに3−1で勝ち、優勝したブラジルと1−1の末PKで破れ、コロンビアを2−1で下してアルゼンチンに続く3位に。
 調子を取り戻して、D=フォルラン[FW]・J=チェバントン[FW]ら攻撃陣がツボにはまった爆発を見せて時折り大量ゴールを挙げるが、守備は南米でも最も脆く、失点はいづれの大会でもワーストを競う。
■4年前の 2002 W杯 南米選手権では、第9節アルゼンチン 2−1 ウルグアイ(2000/10/ 8)、第18節ウルグアイ 1−1 アルゼンチン(2001/11/14)。
4年前の南米予選、1st. round を終えた時点でアルゼンチンは単独首位。7勝1分1敗で、勝点22。得点20・失点8。
 
 

ニュース(2004/ 9/22 掲載、10/ 9更新)
アルゼンチン代表

 ホセ=ペケルマン新監督が「Ole」紙上でアルゼンチン代表ファンに向けてメッセージ:

 Ezeiza, 8 of October of 2004
 Loved fans:
 I always wanted the best thing for the Selection, even not being. Be where he is, I always feel the same. Although each one has a club in its heart, the Selection is what it unites to us in a futbolero feeling. When moment arrives to compete, message has to be support to equipment and which people know that of this side the players leave everything, who maintain that spirit to get dressed in celestial and the white one, and that we are going to do the possible thing to give joy to the fans, to satisfy them and to make them happy. A hug
Jose Pekerman. Technician of the Argentina Selection

H=クレスポが第8・9節ウルグアイ戦を欠場。10/ 9 午前の練習中に右脚の筋肉を傷め、チーム ドクターのドナート ヴィラーニの診察の結果、決定。ほどなくA.C.ミラン[ITA]へ戻る。“Sa-Cre”(アルゼンチン メディアの呼び方)2トップ実現ならず。左のトップにはこの予選初召集で唯一の金髪L=フィゲロア[FW]が入る。
 他の変更では、右のトップ下には“マキシ”=ロドリゲス[MF]ではなくレギュラーのL=ゴンサレス[MF]が入る。
■J=R=リケルメ[MF]の司令塔への起用について、アルゼンチンのメディアは「間に合わせ」と書いている。

■J=ペケルマン新監督が第8節ウルグアイ戦のメンバーを固めた。この南米予選に初召集の“マキシ”=ロドリゲス[FW]が右のトップ下に入る模様で、GKは引き続きR=アボンダンシェリ。
M=ロサレス[FW]がコンディション不良(右の双子筋の負傷?)によりウルグアイ戦についてはメンバーを外れる。そのため、J=ペケルマン新監督はフェデリコ=''pacho''インスーア[MF]を追加召集した。
■10/ 7、SUB-20 代表と行った40分の初めての本格的な練習試合のメンバーは次の通り。ペルーに快勝した前節と比べて守備陣以外は全く様変わりし、C=テヴェス[FW]以下のアテネ組は解体している。
 H=クレスポ、J=サヴィオラ・・・2トップ
 J=R=リケルメ、M=ロドリゲス・・・リケルメがメインの2トップ下
 J=P=ソリン、E=カンビアッソ、J=サネッティ
 G=エインセ、W=サムエル、F=コロッチーニ・・・3バックで、サムエルはリベロ気味に
 R=アボンダンシェリ


 ビエルサとペケルマンの違いについてのコメント(10/ 7):
■H=クレスポ:
 「ビエルサの下では試合への出場を待ちながらセンター フォワードとしてプレーした。ペケルマンのスタイルではより大きい自由を持つことになるだろうね。」
■J=サヴィオラ:
 「ビエルサとペケルマンは違った二人の監督だよ。ペケルマンはフォワードのためにプレーにより大きい自由を与えるし、我々が相手ゴールに達するためには有益だね。」
■C=テヴェス:
 「ペケルマンの下では、我々はアルゼンチン国民が好きな伝統的スタイルでプレーができる。ビエルサの下では、多分 皆がそんなに喜んでいなかったヨーロッパ スタイルだった。」
■E=カンビアッソ:
 「ビエルサは自分のシステムに確信を持っていた。しかし、ペケルマンは指導のスキームに関する限りそんなに確固としたものはなかった。だから、ユースでは我々はあらゆる可能なやり方でプレーしたんだ。」
■J=マスチェラーノ:
 「代表の試合において何が変わるのかなんてまだ何も言うことは出来ないよ。ホセが言うところの集中ということにおいて、実践において、幾つかオペレートできるチャインジはある。」
■J=P=ソリン:
 「ペケルマンはビエルサとは違った監督だよ。ペケルマンはまた違った色んな味を持っている。しかし、サッカーの指導論を救済すること、そして、ここ数年のアルゼンチンに勝とうと強く望むことが必要さ。」

■J=ペケルマン新監督は 10/ 7、マルセロ=ビエルサ前監督から監督就任への決断と指導スタイルの継続について満足している旨の電話を受けたことを明らかにした。両監督はチーム運営について幾つかの問題ポイントを確認し、細かな違いについてもクリアした。
■「Ole」は「エースを同時起用しない」というM=ビエルサ前監督が長らく敷いてきたタガが外れたことに注目している。記事のタイトルは「They can play together !」 ビエルサ時代の第7節パラグアイ戦でも、H=クレスポが中央に、J=サヴィオラが右に入ったが、J=ペケルマン新監督はクレスポとサヴィオラあるいはテヴェスの起用法については特に縛りを設けていない。チームとしての ways・customs については徐々に示しつつある。
以下、「LA NACION」の解説より。

■H=クレスポ[FW]・・・今季 移籍したA.C.ミランではより好いフォームの回復に時間を取っており、プレーの機会は少ない。
■J=サヴィオラ[FW]・・・希望に反して今季からA.S.モナコ[FRA]に移り、違ったキャラクターたちのチームに馴染もうと努めている。リーグ1では6試合で3ゴール。
■C=テヴェス[FW]・・・担当医は休養を求めているが、フィールドでは今季も幾つか素晴らしい結果を出している。
■マキシミリアーノ=ロドリゲス[FW]・・・ エスパニョール[ESP]で開幕から連続6試合に出場し、4ゴールと絶好調。アグレッシヴ。
■L=フィゲロア[FW]・・・アテネ五輪から不調のクルスアルス[MEX]に戻り、3ゴールでチームの挽回に貢献。
■M=ロサレス[FW]・・・ 今季アヤックス[HOR]に移籍して違ったリアリティへのフィットに努め、4試合に出場。
■A=ダレッサンドロ[MF]・・・ヴォルフスブルグ[GER]のチーム リーダーだが、アテネ五輪後4試合に欠場。10/ 2 のブンデス リーグでは1ゴールを挙げる。
■J=R=リケルメ[MF]・・・ビジャレアル[ESP]の“温度計”であり、コンダクター。好不調の波が大きい。
■J=P=ソリン[MF]・・・2年振りにクルゼイロ[BRA]にカムバック。SBからスタートして敵陣に切り込み、全フィールドで本領を発揮。
■J=サネッティ[MF]・・・イタリアのプレスは 10/ 6、3−1から2点を奪われてドロー終わったセリエAのASローマ戦(10/ 3)での彼の不十分なプレーに対してR=マンチーニ新監督が「怒った」と伝える。
■'ルチョ' ルイス=ゴンサレス[MF]・・・コパ アメリカ 2004・アテネ五輪とフル稼働。9/26 トルネオ アペルトゥーラ第8節で受けたブローの痛みが尾を引いているが、プレーできる状態にある。
■リオネル=スカローニ[MF]・・・ラ コルーニャ[ESP]ではレギュラーと控えを行き来。中央トップ下でプレー。
■E=カンビアッソ[MF]・・・今季インテル[ITA]に移り、レアル マドリード[ESP]時代より出場機会が増えた。ボランチから中央トップ下に移りつつあり、セリエAのASローマ戦(10/ 3)ではヘッドで初ゴール。
■J=マスチェラーノ[MF]・・・コパ アメリカ 2004・アテネ五輪とフル稼働で疲労を訴える。で第9節は一休み。
■W=サムエル[DF]・・・今季レアル マドリード[ESP]に移籍し、イヴァン=エルゲラ[ESP]らと共にレアルの課題だったディフェンスを建て直して、リーガ エスパニョーラ第6節を終えて失点4に抑える貢献。だが、チームは3勝0分3敗の10位と大不振。
■G=エインセ[DF]・・・今季マンチェスター ユナイテッド[ENG]に移籍したが、コパ アメリカ 2004・アテネ五輪と約2ヵ月クラブを空けて合流し、チームへのフィットに努める。
■D=プラセンテ[DF]・・・バイヤー レバークーゼン[GER]5年目、SBのプロフィールを重ねる。
■ガブリエル=ミリト[DF]・・・右肩の亜脱臼は回復しつあるが、10/ 5 まだ代表チームの練習に加わっていない。
■ゴンサロ=ロドリゲス[DF]・・・SUB-23 代表を含めて3得点。サン ロレンソ[ARG]・ビジャレアル[ESP]でもチームによくマッチ。
■F=コロッチーニ[DF]・・・今季A.C.ミラン[ITA]に復帰したが、いまだプレーの機会がなく、南米予選の前節ペルー戦がラスト プレー。
■F=キロガ[DF]・・・ 今季ヴォルフスブルグ[GER]に移ってヨーロッパでのプレーを続け、クラブでの挽回を図る。
■R=アボンダンシェリ[GK]・・・すぐにプレーできる状態にあり、この南米予選の第7節以降コパ アメリカでもフルで起用されている。勿論 今後の保証はない。
■レオ=フランコ[GK]・・・6年在籍したマジョルカ[ESP]から今季アトレティコ マドリード[ESP]へ移り、6試合で被得点3。

■J=ペケルマン新監督は 10/ 4 朝 9:30 からエインセにあるAFA[アルゼンチン F.B.協会]の練習施設で2試合に向けてキャンプをスタートした。
 各国のリーグ戦を終えて、10/ 3 にはブンデス組の A=ダレッサンドロ[MF]・F=キロガ[DF]・D=プラセンテ[DF]、スペインから一番乗りでレオ=フランコ[GK]、ブラジルからF=P=ソリン[MF]がブエノス アイレス入りした。10/ 4 にスペイン組・イタリア組などがそれぞれ合流し、残るJ=サネッティ[MF]・E=カンビアッソ[MF]・W=サムエル[DF]・L=スカローニ[MF]・G=エインセ[DF]の合流は 10/ 5 になる予定。
■尚、G=ミリト[DF]は 9/30 のUEFAカップのシグマ戦で右肩を亜脱臼して所属するサラゴサでメディカル チェックを受けていたが、すでにブエノス アイレス入りしている。アルゼンチン代表のチーム ドクターによればサラゴサ側の発表より軽傷で、2戦目のチリ戦に向けて調整を行う。
■選手らは監督が変わって初めてJ=ペケルマン監督と会い、コーチングを受ける。そのため、H=クレスポ[FW]の 10/ 4 のコメントのよれば、新監督がどのようなワーク システムを採るのか、どのようなチームにするつもりなのか現段階では理解していない。
ウルグアイ代表
■レンティスタスとの練習試合(10/ 5)でJ=チェバントン[FW]がハットトリックを挙げる。試合は5−1でウルグアイが勝利した。
■ホルヘ=フォッサーティ監督は第9節アルゼンチン戦を前にコメント(9/23 モンテヴィデオ):
 「アルゼンチン戦を前に我々は勝利を探しており、それを疑う者はいないだろう。・・・ホセ=ペケルマン監督はそのサッカーのアイディアに適応するためにユースで共にした選手らに優先権を与えるだろう。だが、ビエルサ監督からペケルマン監督に替わったことでアルゼンチンの試合でのフォームが変わるとは思っていない。」
その他
【ブラジル】
■ロナウド[FW]が両太股の痛みを訴えており、カルロス=パレイラ監督は 10/ 7 の練習試合での調子を見て第8節ヴェネズエラ戦 出場の決断をする。→ 出場となる見通し。
守備の要エジミウソン[DF]がメンバーを離脱。所属するバルセロナ[ESP]のヌマンシア戦とのリーグ戦(10/ 3)で右膝の靱帯損傷・脱臼・半月板損傷などで手術し、復帰には6ヵ月とされる。
ジウベルト=シウヴァ[MF]が欠場。所属するアーセナル[ENG]の欧州CLグループ リーグ(9/28)で腰部を骨折し、復帰に1ヵ月以上。
■第9節アウェーでヴェネズエラと対戦するセレソンのカルロス=パレイラ監督は 9/21「ヴェネズエラはもう南米における噛ませ犬ではない。」と語った。今予選、ヴェネズエラはリカルド=パエズ監督の下 大幅なチーム改造を進めてコロンビアやウルグアイを撃破。セレソンは過去ヴェネズエラに破れたことがないが、パレイラ監督はヴェネズエラはよい選手を揃えてチームとして十分に組織されており、退いて固く守ってセレソンの隙をうかがってくるので大きな点差は期待できないと考えている。アルゼンチンの場合と同様にブラジル国民もまたセレソンへ求めるものが過剰に膨らんでおり、パレイラ監督は 8/23 ヴェネズエラ戦の代表メンバーを発表しながら「アルゼンチンやドイツと戦うより心配だ。」と現状の悩みを吐露した。
【パラグアイ】
ロケ=サンタクルス[FW]がまたも欠場。第8節のヴェネズエラ戦(9/ 5)で右膝を負傷し、所属するバイエルン ミュンヘンに戻って 9/ 9 に手術。復帰に6週間。
■守備の要で、アテネ五輪にOA枠で出場したカルロス=ガマーラ[DF]の欠場が決定。ゴールを決めた同じヴェネズエラ戦で膝の靱帯を負傷し、復帰に最低3週間。
■アニバル=ルイス[URU]は同じヴェネズエラ戦で審判に抗議して退場処分を受けており、第9節コロンビア戦はベンチ入りできない。
【コロンビア】
1トップのJ=P=アンヘル[FW]が復帰。右膝を故障していた。
ファビアン=バルガス[MF/Boca Juniors]が欠場。左足大腿部を負傷。
【エクアドル】
■コパ アメリカ 2004 での3戦全敗によりルイス=F=スアレスが新監督に就任して前節のウルグアイ戦では先発を7名 変えたが、初戦を飾れず。
H=クレスポと共に 2002 W杯南米予選の得点王となったアグスティン=デルガド[FW]が欠場。所属するUNAMプマス[MEX]で膝を負傷。
【ペルー】
主砲のクラウディオ=ピサロ[FW]が復帰。7月のコパ アメリカ 2004 グループ リーグ第2節ヴェネズエラ戦で頭蓋骨を骨折して手術した。
 

ペケルマン新監督が第9・10節の代表メンバーを発表(2004/ 9/25 掲載、10/ 8 更新)
H=クレスポがメンバーを離脱。10/ 9 午前の練習中に右脚の筋肉を傷めたもの。
M=ロサレス[FW]がメンバーを離脱。コンディション不良(右の双子筋の負傷?)による。そのため、J=ペケルマン新監督はインディペンディエンテの司令塔フェデリコ=''pacho''インスーア[MF]を追加召集した。インスーアは 2003 年初等の北中米ツアーで代表デビューし、同年 7/16 ブエノス アイレスでのウルグアイとの親善試合にも出場。ペケルマン監督とは 1999 ワールド ユース選手権ナイジェリア大会でも共にしている。
■国内組の追加メンバー4名が 10/ 3 発表された。トルネオ アペルトゥーラ[前期選手権]で首位を走るリーベル プレートからL=ゴンサレス[MF]・J=マスチェラーノ[MF]が、第10節でリーベルに追いついたボカ ジュニオルスからC=テヴェス[FW]・R=アボンダンシェリ[GK]が召集。
■計23名。初召集はなく、M=ビエルサ前監督時代のお馴染みのメンバーが集まった。
第9節はG=ミリト[DF]がメンバーを離脱。右肩を亜脱臼。
■ホセ=ペケルマン監督は 9/24、第9節ウルグアイ戦(10/ 9 アルゼンチンのブエノス アイレス)・第10節チリ戦(10/13 チリのサンチアゴ)に召集する海外組の代表メンバー19名を発表した。
 第1節から連続召集を受けていたC=デルガド[FW]・P=カヴァジェロ[GK]がメンバーを外れた。2002 W杯メンバーは5名。初召集はなし。

 以下、太字は 2002 W杯メンバー。( )はペケルマン監督 指揮でのワールド ユース選手権 出場年次。
TD
  Jose PEKERMAN[AFA]
Posi.
No.
Name
Birth
Height
Weight
Club
FW
   Hernan CRESPO   1975/ 7/ 5 
 184 
 78 
 Milan 
   Javier SAVIOLA('01)  1981/12/11
168
60
 Monaco
   Carlos TEVEZ  1984/ 2/ 5
169
73
 Boca Juniors
   Luciano FIGUEROA  1981/ 5/19
183
74
 Cruz Azul[MEZ]
   Maximiliano RODRIGUEZ('01)  1981/ 1/ 2
173
83
 Espanyol
   Mauro ROSALES('01)   1981/ 2/24 
171
 68 
 Ajax 
MF
   Andrez D'ALESSANDRO('01)  1981/ 4/15 
 163 
 54 
 Wolfsburg
   Juan Roman RIQUELME('97)  1978/ 6/24
182
75
 Villarreal
   Federico INSUA('99)  1980/ 1/ 3
182
79
 Independiente
   Juan Pablo SORIN('95)  1976/ 5/ 5
171
68
 Cruzeiro[BRA]
   Javier ZANETTI  1973/ 8/10
178
73
 Inter
   Luiz 'Lucho' GONZALEZ  1981/ 1/19
185
75
 River Plate
   Lionel SCALONI('97)  1978/ 5/16
182
80
 Deportivo la Coruna
   Javier MASCHERANO  1984/ 6/ 8
178
77
 River Plate
   Esteban CAMBIASSO('97・'99)  1980/ 8/18
177
78
 Inter
DF
   Walter SAMUEL('97)  1978/ 3/22
184
81
 Real Madrid
   Gabriel MILITO('99)   1978/ 9/ 7 
 176 
 70 
 Real Zaragoza 
   Gabriel HEINZE  1978/ 3/19
178
72
 Manchester United
   Diego PLACENTE('97)  1977/ 4/24
176
72
 Bayer Leverkusen
   Gonzalo RODRIGUEZ
 1984/ 4/10
178
70
 Villarreal
   Fabricio COLOCCINI('01)  1976/ 8/31
183
78
 Milan
   Facundo QUIROGA  1978/10/ 1
178
76
 Wolfsburg
GK
   Roberto ABBONDANZIERI
 1972/ 8/19
185
88
 Boca Juniors
   Leonardo FRANCO('97)  1977/ 5/20
188
79
 Atletico de Madrid
 

ウルグアイが第9・10節の代表メンバーを発表(2004/10/ 4 掲載)
■ホルヘ=フォッサーティ監督は第9節アルゼンチン戦(10/ 9 アルゼンチン ブエノス アイレス)および第10節ボリヴィア戦 (10/12 ボリヴィア ラパス)に召集する代表メンバー28名を発表した。
アルバロ=レコバ[FW/Inter]がメンバーを外れた。前節のエクアドル戦で累積2枚目のを受けてアルゼンチン戦は出場できない。また、ボリヴィア戦についてもAUF[ウルグアイ サッカー協会]は「フォサッティ監督は、レコバはラパス(ボリヴィアのホーム)のような高地でプレーするコンディションにはないと考えている。」とコメントしている。
■パオロ=モンテーロ[MF/Juventus]もアキレス腱のケガがにより召集が見送られた。
TD
 Jorge FOSSATI[AUF]
Posi.
No.
Name
Birth
Height
Weight
Club
FW
   Dario SILVA  1972/11/ 2
178
73
 Sevilla[ESP]
   Diego FORLAN  1979/ 5/19
172
75
 Villarreal[ESP]
   Richard MORALES  1975/ 2/21
197
90
 Osasuna[ESP]
   Javier CHEVANTON  1980/ 8/12
178
72
 Monaco[FRA]
   Vicente SANCHEZ  1979/12/ 7
170
63
 Toluca[MEX]
   Diego PERRONE  1977/11/19
168
63
 Danubio
   Carlos BUENO  1980/ 5/10
178
72
 Penarol
   Fabian ESTOYANOFF  1982/ 9/27
173
67
 Fenix
MF
   Carlos DIOGO  1983/ 7/13
185
79
 Penarol
   Cristian RODRIGUEZ  1985/ 9/30
175
72
 Penarol
   Omar POUSO  1980/ 2/28
183
75
 Danubio
   Gonzalo CASTRO
     
   Juan Martin PARODI  1974/ 4/22
170
64
 Panionios[GRE]
   Javier DELGADO  1975/ 7/ 8
182
74
 Saturn Ramenskoye[RUS]
   Gustavo VARELA  1978/ 5/14
174
72
 Schalke04[GER]
   Marcelo SOSA  1978/ 6/ 2
180
76
 Atletico Madrid[ESP]
   Pablo GARCIA  1977/ 5/13
186
78
 Osasuna[ESP]
   Mario REGUEIRO  1978/ 9/14
173
72
 Racing Santander[ESP]
   Diego PEREZ  1980/ 5/18
178
75
 Monaco[FRA]
DF
   Joe BIZERA  1980/ 5/17
181
82
 Penarol
   Alejandro LAGO  1979/ 6/28
187
78
 Fenix
   Guillermo Daniel RODRIGUEZ  1984/ 3/21
184
80
 Danubio
   Carlos VALDEZ  1983/ 5/ 2
183
72
 Nacional Montevideo
   Dario RODRIGUEZ  1974/ 9/17
183
82
 Schalke04[GER]
   Alejandro LEMBO  1978/ 2/15
185
75
 Real Betis[ESP]
GK
   Fabian CARINI  1979/12/26
189
82
 Inter[ITA]
   Sebastian VIERA  1983/ 3/ 7
185
81
 Nacional Montevideo
   Sergio NAVARRO        Plaza Colonia


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