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■6万人収容のスタジアムで2日前まで売れた入場券は1万枚にとどまる。 ■M=ビエルサ監督が初のフォーメーション4−2−2−2を採る可能性がある。左から、2トップにH=クレスポ、レギュラーに定着したC=デルガド。回復したP=アイマールがA=ダレッサンドロと司令塔を分けると共に、L=ゴンサレス[MF]とS=バタグリアが初のダブル ボランチを作る。CBにW=サムエルに替わってG=エインセ、それに、R=アジャラ。LBおよび自由に左サイドをカバーするものとしてJ=P=ソリン、RBにC=ロドリゲスがボカでとは逆の位置で。GKは 2002 W杯からフル出場のP=カヴァジェロ。J=サヴィオラ・C=テヴェス・J=R=リケルメは先発から外れる見通し。もし3トップとなれば、左にM=ゴンサレスが入るとする。 W杯南米予選は次節からブラジルはじめ強豪との連戦に入るため、このエクアドル戦は最後のテスト機会となる。同時に、アテネ五輪を控えたホーム戦とあって、人選には代表チームの人気回復も重要なテーマとされている。 一方、ブエノス アイレス入りしたエクアドル代表はボンボネーラ スタジアムに隣接するボカ ジュニオルスの練習施設カーサ アマリージャで合宿に入っている。H=D=ゴメス監督は 3/29 の段階で出場メンバーを発表しておらず、選手らを整列させて戦術面の練習を進めている。同監督は変則的なフォーメーション4−1−4−1の採用を認めている。 ■J=サネッティと'キリ' ゴンサレスの件で、AFAは貸し出しについての規約に違反したインテル[ITA]に対してFIFAに制裁を求める構え。M=ビエルサ監督は彼等と話し合って今回は呼ばないこととし、3/29 会見で「試合の1日前に合流するような日程は彼等の健康に関わる。」とし(アルゼンチンはイタリアから時差が4時間 遅れのため、“午前0時半”からの試合となる)、インテルの姿勢に対しては「これはサッカーを殺す行為だ。」と語った。 ■今回の合宿は期間が短いが、3/27 にはヨーロッパと国内の9選手がエセイサにあるAFAのいつもの練習施設に集合している。J=サヴィオラ[FW]・J=R=リケルメ[MF]・J=P=ソリン[MF]・S=バタグリア[MF]・R=アジャラ[DF]・G=エインセ[DF]・P=カヴァジェロ[GK]が戦術面の練習やスパーリングをスタート。結局 招集されたP=アイマール[MF]と疲労の色の濃いG=ロドリゲス[DF]はルイス=ボニーニ フィジカル コーチの下でリハビリに専念しており、出場は微妙。3/28 午前にはH=クレスポ[FW]・A=ダレッサンドロ[MF]・C=デルガド[FW]が相次いでブエノス アイレス入りし、メンバーが揃った。 C=テヴェス[FW]は初招集で、3/27 トルネオ クラウスーラのラヌース戦で2ゴールを決めているが、期待に反して五輪南米予選で振るわなかったことからメディアの注目が下がっている。 ■W=サムエル[DF]が出場停止に。サムエルは第1節チリ戦で■を受けたため第2節ヴェネズエラ戦を欠場し、第3・4節には出場しているが、FIFA[国際サッカー連盟]の懲罰委員会は昨年 12/13 アブ ダビでの会議で、他国の代表選手がアルゼンチン代表DFほかに対してエキサイト的に行った暴行行為への制裁を引き合いにしてサムエルの出場停止の延長(今節への出場停止)を決定。3/26 AFA[アルゼンチンF.B.協会]へ通達した。AFAは4ヵ月前からサムエルの措置がどうなるのか照会を求めてきており、今頃になってこうした通達をするFIFAには海外からも批判の声が出ている。 サムエルは翌 3/27 ブエノス アイレスへの途につく予定だったが、空港から引き返した(ASローマのファビオ=カペッロ監督は「協会が選手を招集した後で出場停止に気が付くなど信じられない。」と語ったが、この事情を知らないことによる。サムエルはそのまま 3/28 セリエAのボローニャ戦に出場したが、ASローマは2−1で破れた)。 また、インテル[ITA]はアルバロ=ザッケローニ監督がJ=サネッティ[MF]と'キリ' ゴンサレス[MF]の貸し出しを拒否している。3/28(日本時間)にセリエAのレッジーナ戦(→ キリはベンチ入りのみ)があるためだが、クラブは代表戦開始の48時間前には代表チームに合流させることとするFIFAの規約により、すでにFIFAがインテルに対して指導を進めている。 ■前節で4バック(4−3−1−2)を初テストしたのに続き、今節、M=ビエルサ監督は1トップのエクアドルに対して超々攻撃的な2−3−2−3の布陣で臨む可能性があるとアルゼンチンの主要メディアが報道。このフォーメーションは 2002 W杯南米予選 第11節ホームでのヴェネズエラ戦でテストしており、ヴェネズエラを5−0で葬っている。 ■ヴァレンシアのチーム ドクターはP=アイマールの復帰には3週間を要するとコメント。アルゼンチンの主要メディアは今節は欠場と観測。アイマールは第4節までの全試合にトップ下として先発出場している。 ■椎間板ヘルニアの手術をしたJ=S=ヴェロン[MF]も前節に続き招集が見送られる。ボランチはM=アルメイダ[MF]も故障中。 ■P=アイマール[MF/Valencia F.C.]が 3/ 6、3−0で勝利したデポルティヴォ ラ コルーニャとのリーグ戦で左太腿に肉離れを起こし、2・3週間の戦線離脱となる見通し。リーガ エスパニョーラ(レアル マドリードに6ポイント 差の2位)・UEFAカップ(4回戦進出)は終盤を迎えており、3/30 の今節への招集は微妙に。 |
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■サッカー小国だったエクアドルは 2002 W杯南米予選ではホームでブラジルを1−0で下し、アルゼンチンに続く第2位でW杯へ初出場を決めている。アルゼンチン 0−2 エクアドル(2001/ 7/19)、 エクアドル 0−2 アルゼンチン(2001/ 8/15)。 今予選は、ホームでヴェネズエラに2−0で勝った後は、ブラジル・パラグアイに1ゴール差で負け、前節はペルーと引き分けて、現在7位。但し、失点はアルゼンチンと共に10ヵ国中 最少の3で2002 W杯出場のベテラン勢が揃う守備は堅い(2002 W杯予選では最多失点20を記録)。これに 2002 W杯初出場の立て役者、エースのアウグスティン=デルガド[FW]が代表復帰して、この予選 第二幕より巻き返しを狙う。 |
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■すでにリヴァウド[FW]が現役引退を表明。 【ウルグアイ】 ■この第5節を終えて、ファン=ラモン=カラスコ監督(47)が解任 → ホルヘ=フォッサーティ監督が就任。 【ボリヴィア】 ■この第5節を終えて、ネルソン=アコスタ監督(59)が解任 → ラミロ=ブラク監督が就任。 |
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