第3節、主役たちが3ゴール! ブラジルが引き分け、アルゼンチンが得失点差で首位に!


  world cup 南米予選
第3節 ボリヴィア戦[Home・国際A]

 【日 時】2003/11/15 21:25(日本時間 翌 9:25)〜  【会 場】ブエノス アイレスのエル モヌメンタル
予選
2位
FIFA
4位
アルゼンチン
0−0
ボリヴィア
予選
8位
FIFA
95位
3−0
56' A=D'ALESSANDRO, 62' H=CRESPO,
 64' P=AIMAR
31' A=D'ALESSANDRO, 40' P=AIMAR

 L=REYES, 17' R=JUSTINIANO


クレスポ → '81 サヴィオラ 
  C=デルガド
ダレッサンドロ → 85' ソリン 
   アイマール
'キリ'=ゴンサレス
 サネッティ
アルメイダ → 90' カンビアッソ
サムエル    

アジャラ(C)
     キロガ

監督:マルセロ=ビエルサ

カヴァジェロ
 


【TD】Nelson ACOSTA
【FW】Joaquio BOTERO, Limberg MENDEZ
【MF】Raul JUSTINIANO, Leonel REYES, Roger SUAREZ
【DF】Luis Gatti RIBEIRO, Ronald RALDES, Oscar SANCHEZ, Juan Paz GARCIA, Alvaro RICALDI
【GK】Leonardo FERNANDEZ

試合展開
 アルゼンチンは立ち上がりからボールを支配するが、土砂降りの天気となってなかなか展開がつくれず、ボリビア ゴールを割れず。しかし、後半 雨が上がると、56分、A=ダレッサンドロ[MF]が左足で振り抜いた25mのFKはゴール ネットへ。ここから攻撃にリズムが生まれ、6分後には左サイドに流れたC=デルガド[FW]のクロスを主砲H=クレスポ[FW]が右足で合わせてゴールを決めて、一気に2点リード。64分にはP=アイマール[MF]が右サイドのJ=サネッティ[MF]にパスを渡してペナルティ エリアに走り込み、J=サネッティ[MF]の低い右クロスをダイレクトで右足でヒール ショット! 7分間で3ゴール、前節のヴェネズエラ戦に続いて3−0の快勝。
見どころ
 4年前の 2002 W杯 南米選手権では、第3節アルゼンチン 1−0 ボリヴィア(2000/ 6/ 4)、第12節ボリヴィア 3−3 アルゼンチン(2001/ 4/25)とアルゼンチンは苦戦している。
 累積:J=SAVIOLA[FW]
 累積:J=S=VERON[MF]
 
 

ニュース(2003/11/11 掲載、11/14 更新)
アルゼンチン代表
■同国FB史上最低と言われる現在のビエルサA代表の人気はあまりに嘆かわしい状況だ。第3節ボリヴィア戦の会場であるエル モヌメンタルの入場チケットは11/12 夜(現地時間)までの3日間で全 47,000 席の内 8,845 席(18.8%)がさばけるに留まっている。
 ちなみに、4年前の南米予選 第3節アルゼンチン vs. ボリヴィア戦(第3節 2000/ 6/ 4)にはエル モヌメンタルは 50,669 ものファンで溢れ返った。
■マルセロ=ビエルサ監督は 11/13 会見で「ボリヴィアはたやすい相手ではない。」 と語った。
 前回の南米予選、アルゼンチンは13勝4分1敗のブッチギリで1位通過。しかし、ボリヴィアには、ホーム戦では試合終了5分前にグスタヴォ=ロペス[FW]のゴールで辛くも1−0と勝点を挙げ(第3節 2000/ 6/ 4)、そして、アウェーの海抜 3,700 mのラパスでは後半2点に開いたビハインドを試合終了間際にH=クレスポとJ=P=ソリンが滑り込んで3−3のドローにしたという予選史に残る大苦戦を強いられており(第12節 2001/ 4/25)、M=ビエルサ監督には苦い記憶として残っている。今予選も、ボリヴィアは第1節アウェーでは破竹のリズムに乗ったウルグアイに5−0と完敗したが、第2節は第1節ブラジルと接戦を演じたコロンビアをホームで4−0のあの世送りにしている。しかし、前回の南米予選を見ると、ボリヴィアは地の利を活かしたホームで負けたのは同じ高地がホームのエクアドルとの一戦のみだが、アウェーではチリとエクアドルに引き分けたほかは敗れており、アルゼンチンにとって勝算の低い相手ではないことも確かだ。

■11/10 朝(現地時間)、J=サネッティ・R=アジャラ・P=アイマールら第一団がブエノス アイレスのエセイサ国際空港に到着した。
 サネッティは2002 W杯予選で大いに苦しんだボリヴィアとの2試合を振り返るとともに、「コロンビア戦では我々は違ったチームを目の当たりにすることになるだろうし、難しい試合になるだろう。」と語った。フィジカル面については「先週 水曜日の試合で足首に一発もらって少し痛みがあるけど、昨日はプレーすることが出来た。」と上々のコンディションぶりを示した。
 続いて、正午頃にラフなファッションのJ=S=ヴェロンとH=クレスポのチェルシー組が到着。夜までにE=カンビアッソ・W=サムエル・J=サヴィオラ・D=ティアス・C=デルガドらがそれぞれ到着。F=キロガが 11/11 夜に到着して召集メンバー全員が集合することになる。
ボリヴィア代表
■リーヴェル プレートの4Aディヴィジョンと11/12 親善試合を行い、2−0で勝利した。
その他
【ブラジル】
■主将エメルソン=フェレイラ[MF]が最近のプレー内容が悪いことから召集されず。
ロナウジーニョ=ガウショ[FW]が第3・4節を欠場するが、帯同。11/ 9 のリーグ戦で左大腿の筋肉に裂傷。
ロベルト=カルロス[DF]も第3・4節を欠場。11/ 4 のCLで左大腿の筋肉繊維を断列。
 

アルゼンチンが第3・4節の代表メンバーを発表(2003/11/ 2 掲載、11/ 9 更新)
■マルセロ=ビエルサ監督はディエゴ=ミリト[FW]、ルシアーノ=ガジェッティ[FW]、サンティアゴ=ソラーリ[MF]を召集リストに加えた。クラウディオ=ロペス[FW]は 11/ 4 CLチェルシー戦で左膝を傷めたことによりリストから除外された。以上で計22名。
 代表チームは 11/10 よりエセイサにあるAFA[アルゼンチン F.B.協会]のスポーツ コンプレックスで練習に入る。

マルセロ=ビエルサ監督は 11/ 1、第3節ボリヴィア戦(11/15 アルゼンチン ブエノス アイレスのエル モヌメンタル)および第4節コロンビア戦(11/19 コロンビア バランキージャ)に召集する海外組のメンバー20名を発表した。
 J=S=ヴェロンが累積警告により第3節は出場停止となるが、M=アルメイダらの召集によりセバスチャン=バタグリア[MF/Boca]の召集はないと見られる。
 召集された22名の内、2002 W杯メンバーは11名。第1・2節と比べると、L=ガジェッティ、J=P=ソリン(4/30 リビア戦以来)、S=ソラーリが復帰し、C=ロペス[FW/Lazio](故障により召集 取り消し)、L=ゴンサレス[MF/River](クラブ戦を優先)、N=ヴィヴァス[DF/River](10/27 現役引退を表明)が外れた。時季の問題もあり、国内組の召集は結局D=ミリト1名に留まった。
 FWはH=クレスポとJ=サヴィオラの同時起用はあるのか・・・。右のFWはA=オルテガが現役引退を表明したことで若手が台頭。GKは 2002 W杯以後は全てP=カヴァジェロが務め、出番のないL=フランコの召集は前節まで連続6試合。E=カンビアッソ・F=キロガも控えが続くが、この二節は出番が期待できる。
 S=ソラーリは代表ではほとんどFWに起用されているが、マルチ ルーラーで、AFAでの分類はMF。

 以下、太字は 2002 W杯メンバー。
TD
 Marcelo BIELSA[AFA]
Posi.
No.
Name
Birth
Height
Weight
Club
FW
   Hernan CRESPO  1975/ 7/ 5
184
78
 Chelsea
   Javier SAVIOLA  1981/12/11
168
60
 Barcelona
   Claudio LOPEZ   1974/ 7/17 
 178 
 75 
 Lazio 
   Cesar DELGADO
 1983/ 8/18
175
75
 Cruz Azul[MEX]
   Diego MILITO  1979/ 6/12
179
78
 Racing Club
   Luciano GALETTI  1980/ 4/ 9
177
70
 Real Zaragoza
MF
   Andrez D'ALESSANDRO  1981/ 4/15
163
54
 Wolfsburg
   Santiago SOLARI  1976/10/ 7
180
75
 Real Madrid
   Pablo AIMAR
 1979/11/ 3
170
62
 Valencia
   Cristian 'Kily' GONZALEZ  1974/ 8/ 4
175
71
 Inter
   Juan Pablo SORIN  1976/ 5/ 5
171
68
 Paris S.G.
   Juan Sebastian VERON
 1975/ 3/ 9
186
80
 Chelsea
   Matias ALMAYDA  1973/12/21
174
72
 Inter
   Esteban CAMBIASSO  1980/ 8/18
177
78
 Real Madrid
   Javier ZANETTI  1973/ 8/10
178
73
 Inter
DF
   Roberto AYALA
 1973/ 4/12
177
75
 Valencia
   Walter SAMUEL  1978/ 3/22
184
81
 Roma
   Diego PLACENTE  1977/ 4/24
176
72
 Bayer Leverkusen
   Gabriel HEINZE  1978/ 3/19
178
72
 Paris S.G.
   Facundo QUIROGA  1978/10/ 1
178
76
 Sporting de Lisboa
   Daniel DIAZ  1979/ 3/13
181
80
 Cruz Azul[MEX]
GK
   Pablo CAVALLERO
 1974/ 4/13
188
78
 Celta de Vigo
   Leonardo FRANCO  1977/ 5/20
188
79
 Real Mallorca
 

ボリヴィアが第3・4節の代表メンバーを発表(2003/11/ 9 掲載)
■ボリヴィア代表は 11/ 8(現地時間)ブエノス アイレス入り。11/15 エル モヌメンタルでの第3節アルゼンチン戦および第4節アウェー マラカイボでのヴェネズエラ戦に向け、ボカ ジュニオルスのスポーツ施設を利用して海抜差による調整およびトレーニングを行う。
 ボリヴィア代表はアルゼンチンとは対照的に国内リーグに所属する選手が大半を占める。
 ネルソン=アコスタ監督ほかボリヴィアから到着するメンバーは次の通り:
 Leonardo Fernandez, Mauricio Soria Luis Gatti Ribeiro, Oscar Sanchez, Juan Carlos Paz Garc, Lorgio Alvarez, Ronald Raldes, Marco Antonio Sandy, Alvaro Ricaldi, Luis Cristaldo, Richard Uriona, Raul Justiniano,
Limbert Mendez, Roger Suarez, Miguel Mercado /14名
 11/11 までに到着する海外組のメンバーは現在のところ次の通り:
 Joselito Vaca[Dallas Burn, U.S.A.], Marco Antonio 'Diablo' Etcheverry[DC United, U.S.A.], Joaquin Botero[Pumas, Mexico]Jose Alfredo Castillo[Tecos, Mexico] /4名


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