【日 時】2004/10/13 20:00(日本時間
翌 8:00)〜 【会 場】チリ サンチアゴのナシオナル スタジアム |
予選
5位
FIFA
79位
|
チ リ
|
|
0−0
|
|
アルゼンチン
|
予選
2位
FIFA
3位
|
0−0
|
−
■44' VALDIVIA, 67' L=FUENTES,
74' MIROSEVIC
■−
|
−
■17' W=SAMUEL, E=CAMBIASSO, 70'
G=HEINZE,
84' A=DALESSANDRO
■− |
|
※ 1−4−3−1−2に近い1−3−4−1−2。J=マスチェラーノは右ボランチにin。
M=サラス(C) |
R=ナヴィア |
|
J=ヴァルディヴィア
→ 75' L=キンテロス |
|
R=ヴァレンスエラ |
|
C=アルヴァレス |
R=メレンデス
→ 62' M=ミロセビッチ |
L=フエンテス |
P=コントレラス |
J=ヴァルガス |
R=ロハス → 48' R=オラーラ |
|
N=タピア |
|
|
|
|
堅守速攻のチリの壁をアルゼンチンは素早いパス回しで崩しにかかるが、前半は連携が作れず、フィニッシュに至らない。チリの張りの効いたカットの前にボール
キープが悪い、ペナルティ エリアに進めない、チャンスが少ない(マルセロ=ビエルサ前監督も指摘)。少ないこぼれ玉も奪えず、いつもの波状アタックは皆無。最後まで下がり気味で働きのなかったJ=R=リケルメ[MF]中心の攻撃陣のバランス、'ルチョ' ルイス=ゴンサレス[MF]の半端なポジション・・・前半はチリやや優勢。
後半も決定的場面は、ボールが届かず終いのL=フィゲロア[FW]に替わったC=テヴェス[FW]の右からのハードなラスト パスをJ=サヴィオラ[FW]がヘッドでゴール枠内に放ったのが唯一か。J=マスチェラーノ[MF]が前寄りの右ボランチに入り、J=サネッティ[MF]が前に移動してJ=P=ソリン[MF]とサイドからの攻め上げでシュート
チャンスも作ったが、逆にチリのエース、M=サラス[FW]らに何度か決定機を許す。そのカットに着いたリーヴェル プレートのチームメイトのJ=マスチェラーノ[MF]が採点時間に達していれば7〜8ポイント。残り20分、アルゼンチンは勝点1でよしとしたか、ボールを溜めてチャンス狙いにややスローダウン。サヴィオラは控えがおらず、A=ダレッサンドロ[MF]に交替して、最後はテヴェスの1トップ。H=クレスポ・M=ロサレスの直前の故障はあったが、召集のバランスにもやや疑問(ビエルサ前監督はFWを常に4割弱で確保)。積極的な攻撃展開が期待できないE=カンビアッソ[MF]は守備能力の点でも疑問が残った。
2ヵ月間 練り上げたアテネ組は崩壊して、新監督による試行錯誤が再び・・・。ゴール前を固めて激しく潰しにくる相手をどう攻略するか、新しいチーム作りと中央突破・遅攻に変わった戦術全般の見直しと、今後に期待。
W=サムエル[DF]・G=エセイサ[DF]が累積警告で次節は出場停止。 |
「LA NACION」:
【アルゼンチン】
L=フィゲロア(4)→ C=テヴェス(-) J=サヴィオラ(4)→ A=ダレッサンドロ(-)
J=R=リケルメ(5) J=P=ソリン(5) E=カンビアッソ(4) L=ゴンサレス(5)→ J=マスチェラーノ(-)
G=エインセ(4) W=サムエル(5) F=コロッチーニ(5) J=サネッティ(6)
R=アボンダンシェリ(7)
【チリ】
J=ヴァルガス(7/チーム最高)、M=サラス・J=ヴァルディヴィア(6)、R=ナヴィア(5)・・・ |
■第1節(2003/ 9/ 6)アルゼンチンとのアウェー戦、チリは2点を先制されながら後半2点を返してドロー
ゲームに。チリはその後2連勝の後、第7節ホームでブラジルに1−1、第8節ホームでコロンビアに0−0と強豪食いが際だつ。第1節からの順位は5→3→6→8→5→3→3→4→5と予選突破圏内をキープ。エースのマルセロ=サラス[FW/River
Plate]が第8節から代表復帰したが、チームの決定力不足は否めない。失点は10ヵ国で最も低い。
4年前の南米選手権ではチリは最終的に最下位。第1節チリ 1−4 アルゼンチン(2000/ 3/29)、第10節アルゼンチン 2−0
チリ(2000/11/15 C=ウサイン[MF]とA=オルテガ[FW]が最高のパフォーマンスで得点)とアルゼンチンが勝利した。
コパ アメリカ 2004 ペルー大会では、グループ リーグでパラグアイと1−1で引き分けたが、ブラジル・コスタリカに1点差で破れてグループC最下位で終わる。
■チリ[国]はアルゼンチンと南米大陸の南半分を分ける隣国。チリ戦は「アンデス ダービー」とも言われる。
■以下の通り故障者が続出し、DF6名が■持ちなど起用が厳しい状況だが、C=テヴェス[FW]・A=ダレッサンドロ[MF]・'キリ'=ゴンサレス[MF]・J=マスチェラーノ[MF]の■が解除された。
召集したH=クレスポ[FW]・M=ロサレス[FW]まで故障してチームを離れる。
P=アイマール[MF]が3週間の戦線離脱で第9・10節を欠場。リーガ エスパニョーラ第3節レアル ソシエダ戦(9/18)で左大腿部の裏側を負傷(恥骨結合炎が再発?)。
R=アジャラ[DF]が6〜8週間の戦線離脱。アテネ五輪 決勝(8/28)の最中に右膝の靱帯を負傷し、手術。
S=ソラーリ[MF]は代表メンバーから遠ざかっているが、3週間の戦線離脱。リーガ エスパニョーラ第4節オサスナ戦(9/21)で膝を負傷。
また、'キリ'=ゴンサレスが第8節の後、部分は不明だが、筋肉を傷めてピッチを離れている。
累積■:J=SAVIOLA[FW], Kily GONZALEZ[MF],
J=ZANETTI[MF], L=GONZALEZ[MF], R=AYARA[DF],
W=SAMUEL[DF], G=HEINZE[DF], D=PLACENTE[DF], F=COLOCCINI[DF],
F=QUIROGA[DF] |
|